皮革は、丈夫な反面、色落ちやカビなどの対処法を、
知らないまま使っていると早く痛めてしまうデリケートなものでもあります。
皮革の専門家による正しい知識を得て、上手に長持ちさせて下さい。
皮革製品についてのQ & Aをご覧ください。

Q1 靴の”塩ふき現象”が出たとき、どうしたらよいのでしょう。

A1 靴の甲革はクロームなめしといって、なめすときに塩類をふくんだ鞣剤を用います。
また、靴を履いていると中で発汗し、汗には乳酸、尿素、アミノ酸などと共に塩分をふくみ、それが革に吸収されます。
濡れたあとの”塩ふき現象”は早めに水分をふきとって陰干しをして下さい。
そしてクリームで磨き、革に防水性を持たせておくのも大切です。


Q2 ボストンバッグにカビを生やしてしまいました。
手入れはどうしたらよいですか。

A2 高温多湿の気候はカビの発生源となります。
従って保管には十分注意し、ホコリや汚れを落として、乾燥(陰干し)のあと、しまって下さい。
お手入れ法としては、防カビ効果の高いクリーナーでていねいに落とし、革のシボに残っている場合、ブラシを使用します。
内部深くまでカビの根が入ってしまうと、シミとなって残ります。


Q3 海外で買ってきたバッグが色落ちするので困っているのですが、どうしたらよいですか。

A3 これを防ぐ方法は、革の表面に皮膜をつくれば解決しますが、「かわ」らしい風合いや色調を出すためにはやむをえないのが色落ちです。
革の染色は一般の繊維のように高温で染色することが出来ないという、天然物であるがゆえの長所と短所を持っています。
色落ちを防ぐため革の感じを損ないますがラッカー仕上げをすれば色留めできます。


Q4 ハンドバッグのお手入れ方法について教えて下さい。

A4 キメの細かい良質の素材が使われていますので、
専用クリームの使用をして下さい。
手あか、手の油分がシミになったり、黒く変色することがありますので、こまめにお手入れを。
クリーナーのほか、クリームはツヤ革用、スムース用、マット用、スプレーなどを上手に使うことをお勧めします。


Q5 トカゲと一般ツヤ革コンビの靴を買いました。
そのお手入れ法は・・・。

A5 ツヤ革はクリーナーを布に含ませて表面の汚れを落としたあと、クリームで磨きます。
トカゲ革の部分は必ず専用のリザード&クロコダイルクリームを塗布して軽く磨いて下さい。


Q6 雨の日に履いたら革底が固くなってきました。
どうすればよいのでしょう。

A6 皮革は「油断大敵」です。つまり油分を断つことは大敵です。
皮革にとって油は栄養分で、特に雨に濡れた場合、乾かしたあと、クリームを使い、肌に潤いを与え、老化を防ぐことが大事です。


Q7 バッグ、ウェアの修理について教えてほしいのですが。

A7 小売店かクリーニング店でご相談ください。
留め金、ファスナー修理、手紐直しは小売店で、とくにレザーウェアの場合はクリーニング店がよいでしょう。